世界各国で多数ある検索エンジンは、それぞれの特徴を把握することで、比較や海外向けの検索エンジン対策を行いやすくなります。
本稿では、主に次の4点をご紹介します。
- 検索サイトとは
- どこの検索エンジンを使えば良いか
- 日本の代表的な検索エンジン6選
- 世界各国の代表的な検索エンジン5選
「検索エンジンごとの違いが知りたい」「検索エンジンが多すぎて、どれを使うのが最適か分からない」とお困りの方、必見です。
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検索サイトとは
検索サイトとは、検索に用いた言葉(=クエリ・問い合わせ)に対し、関連する情報をインターネット上から見つけることができるサイトです。
日本で特に多く利用されている検索サイトは、Google、Yahoo!などです。
検索サイトでは、検索エンジンというシステムにより、世界中のウェブサイトの情報が収集・管理され、検索アルゴリズム(検索結果順位を決める基準)によって、順に表示されます。
▼検索エンジンの仕組みはこちらを参照してください。
検索エンジンによって検索結果が違う
検索エンジンによって検索結果が異なるのは、検索エンジンの仕組みに違いがあるためです。
検索エンジンごとに、検索エンジンを構成するプログラムや、表示順位を決めるためのアルゴリズムが異なります。
▼アルゴリズムについてはこちらを参照してください。
どこの検索エンジンを使うのが良いか
「数多くの検索エンジンから、結局どこを選べば」という疑問への一つの提案は、国内外の両方でシェアが最も高いGoogleを使うことです。
Googleは、シェアだけでなく、検索の精度、開示している情報の量、無料で提供しているツールの数などが格別に多いことが、特徴的です。
一方、「他にどの様な検索エンジンがあるのかも、しっかりと比較して使いたい」という方は、次にご紹介する検索エンジン6選の比較をぜひ参考にしてみてください。
検索エンジン6選を比較
ここからは、日本で特に利用されている検索エンジン6つを厳選し、それぞれの検索エンジンの特徴と併せてご紹介します。
検索エンジンの比較に、ぜひご活用ください。
世界・日本の両方で、そしてPC・スマホの両方でもトップシェアを誇る検索エンジンです。
<Googleの特徴>
- 独自のクローラーとアルゴリズムによる、精度の高い検索
- 多言語対応による、どの言語においても変わらない使いやすさ
- 直感的に操作できる、シンプルな画面
Googleはこちら。
日本の主要なサイトの多くがGoogleの検索エンジンを採用しています。そのため、日本国内でのSEO(検索エンジン最適化)対策を行う際には、まずGoogleのSEO対策を基準に取り組むことがおすすめです。
▼Googleの求めるSEO対策の詳細はこちらを参照してください。
Yahoo!
日本国内で2位のシェアを有する検索サイトです。
検索エンジンはGoogleを採用しており、検索結果のベースはGoogle同様でありつつも、Yahoo!の特長である多様なサービスへの関連情報を提供していることが、強みです。
<Yahoo!の特徴>
- ニュースサイトの強みを持ち、トップページで最新ニュースを表示
- トップページで様々なカテゴリーを表示
- ショッピング、オークション、トラベルなど、多岐に渡るサービスを提供
Yahoo!はこちら。
Bing
Google、Yahoo!に続き国内でシェアの高い、Microsoft社が提供している検索エンジンです。
Windowsの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeの検索エンジンに採用されており、PCでの利用が多いです。
<Bingの特徴>
- Microsoft社独自の検索エンジンを使用している
- 国内のSEO対策を万全にする際に、Googleと併せて対策をすべき検索エンジン
- 動画検索でサムネイルから得られる情報が豊富
Bingはこちら。
Excite
アメリカ発、日本法人によって運営されている検索サイトです。
<Exciteの特徴>
- 検索エンジンはGoogleを採用
- トップページで最新ニュースをキャッチできる
- ブログ、レシピなど、多様な情報サービスを提供
Exciteはこちら。
goo
NTTレゾナントによって提供されている検索サイトです。
<gooの特徴>
- 検索エンジンはGoogleを採用
- トップページで最新ニュースが分かる
- 質問コミュニティ、ブログなど、様々なサービスを提供
gooはこちら。
BIGLOBE
インターネットプロバイダー、BIGLOBEによる検索サイトです。
<BIGLOBEの特徴>
- 検索エンジンはGoogleを採用
- 旬のキーワードごとのニュースや記事をトップページで紹介
- 情報サービスほか、回線、格安SIMなどのサービスも展開
BIGLOBEはこちら。
世界の代表的な検索エンジン5選
世界ではGoogleやBingのほか、国ごとに最大シェアを有する検索エンジンがあります。
海外向けSEO対策で特に注目すべき世界の代表的な検索エンジンを、5つご紹介します。
▼海外向けSEO対策についてはこちらを参照してください。
Baidu
Baidu(百度)は、中国の最大手検索エンジンです。
中国では、当局による検閲の影響により、Baiduが最もよく利用されています。
<Baiduの特徴>
- Baidu独自の検索エンジンを採用
- ウェブページ、画像、マップなど、広範囲の検索に対応
- 中国国内のサーバーを利用かつ、中国語のコンテンツのみ、検索結果に表示される
Baiduはこちら。
DuckDuckGo
北アメリカで特に利用されており、北アメリカ向けのSEO対策の際に要注目の検索エンジンです。
DuckDuckGoの最も大きな特徴は、プライバシー保護を重視している点です。
<DuckDuckGoの特徴>
- 利用履歴や個人情報などを残さない、プライバシーへの配慮
- 検索エンジンはGoogleを採用
- 400以上のソースに基づき、検索結果を表示
DuckDuckGoはこちら。
Yandex
ロシア語圏で特に多く利用されているのが、ロシアの運営会社の提供しているYandexです。
ロシア向けのSEO対策を行う際には、Yandexへの対策が欠かせません。
<Yandexの特徴>
- 独自の検索アルゴリズムを採用
- ロシア語での検索の精度が高い
- フリーメール、タクシー配車サービスなど、多彩なサービスを提供
Yandexはこちら。
Aol.
アメリカのインターネット接続会社によって運営されている、検索サイトです。
<Aol.の特徴>
- 検索エンジンはBingを採用
- リスティング広告が検索結果に表示されないため、使いやすい
Aol.はこちら。
NAVER
韓国のインターネットサービス企業、ネイバー株式会社の運営する検索サイトであり、韓国で高いシェアを有しています。
日本では、サービス終了となった「NAVERまとめ」でご存知の方もいらっしゃることでしょう。
<NAVERの特徴>
- 独自の検索エンジンを使用
- ポータルサイトとして、日本のYahoo!に近い使用感
- スマホ・PCともに高いシェア率
独自の検索エンジンを用いている点、そして、スマホとPCの両方で高いシェアを誇っていることから、Googleとは異なる対策が必要です。韓国向けのSEO対策を行う際には、NAVERの対策は必須といえます。
NAVERはこちら。
まとめ
検索エンジンは、それぞれに仕組みが異なり、検索結果の表示も異なるため、Googleのほか、各国のSEO対策を行うには、その国の代表的な検索エンジンを把握し比較することがおすすめです。
当サイトでは、検索エンジンのより詳しいランキングもご紹介しています。各国の検索エンジンランキングの詳細が気になる方は、ぜひ、併せて以下もご覧ください。
▼日本と世界各国の検索エンジンランキングは、こちらを参照してください。
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