世界中の数ある検索エンジンのうち、特にシェアの高い検索エンジンには、共通の特徴があります。
本稿では、検索エンジンについて、次の点をご紹介します。
- 検索エンジンが複数ある理由
- 検索エンジンを選ぶ基準3つ
- 日本の検索エンジンシェアTop5
- 世界の検索エンジンシェアTop5とその特徴
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検索エンジンが複数ある理由
検索エンジンが複数ある理由は、各検索エンジンがそれぞれに、ニーズに沿ったインターネット環境を構築しているからです。
ニーズや検索エンジンの強みには、次の様な例があります。
- 最新ニュースに強い
- ニュースの信憑性が高い
- プライバシー保護に注力している
- 検索結果の情報が豊富
では、検索エンジンを選ぶ際には何を基準にすれば良いのか、以下でご紹介します。
検索エンジンを選ぶ基準
検索エンジンを選ぶ際の基準には、次の3点があります。
- 検索結果の精度
- プライバシー保護
- 利便性
検索結果の精度
「検索キーワード(クエリ・要求)のニーズに対し、的確な情報を提示できている程度」が検索情報の精度に当たります。
目的にマッチした検索エンジンを選ぶことで、検索結果の精度を上げることができます。
▼検索エンジンの仕組みについてはこちらを参照してください。
プライバシー保護
プライバシー保護の方法は、検索エンジンごとに異なります。
「IPアドレスやユーザー情報を残されたくない」「パーソナライズ化されたくない」など、希望のプライバシー保護の方法をとっている検索エンジンを選ぶことも、おすすめです。
利便性
検索結果の精度やプライバシー保護と同じく重視すべきなのが、検索エンジンの利便性です。
「シンプルで、直感的に使いやすいものが良い」「あらかじめカテゴリーが用意されていると便利」などの使いやすさも、検索エンジンを選ぶ上で不可欠な要素です。
日本の検索エンジンシェアTop5
日本における検索エンジンシェア1位から5位を、シェア率と特徴とともに、ご紹介します。
1位:Google
日本では76.19%のシェアを有する、Google社の検索エンジンです。
ユーザビリティ(ユーザーにとっての使いやすさ)を中心とした考えは、その検索結果の精度の高さに表れています。
また、シェアが世界的にも日本国内でも非常に高いことから、SEO対策などWebマーケティングを行う上で基準としても考えられる検索エンジンです。
Googleはこちら。
▼Webマーケティングについて詳しくはこちらを参照してください。
2位:Yahoo!
日本で17.33%と、Googleに次ぐシェアを有している検索エンジンです。
検索エンジンはGoogleのものを使用しているため、検索の精度などはGoogleと同じです。一方、オークションやショッピングなど、Yahoo!の強みである多様なインターネットサービスのデータも関連させて検索結果に表示させられる点が、Yahoo!の特長です。
Yahoo!はこちら。
3位:Bing
日本では5.29%のシェアを有する、Microsoft社の検索エンジンです。
動画検索の結果表示画面において、動画サムネイルが大きく表示され一目で情報が得やすい点や、サムネイル上で動画を再生できる利便性が、特徴的です。
Bingはこちら。
4位:DuckDuckGo
日本で0.27%のシェアを有する、アメリカのDuckDuckGo, Inc.提供の検索エンジンです。
DuckDuckGoの一番の特長は、ユーザーの個人情報を残さない、プライバシー保護への取り組み方です。
ユーザーの利用履歴や個人情報を記録しない一方、高品質な検索サービスを提供しています。
DuckDuckGoはこちら。
5位:Baidu
中国でトップシェアを誇る検索エンジンBaidu(百度)は、日本版のサービスは終了しているものの、日本において0.13%のシェアを有しています。
中国では当局の検閲によりGoogleやYahooなどの検索エンジンが利用できず、Baiduが中国国内で約70%以上のシェアを有しています。
検索エンジンの性能に関しては、Googleに近いといわれています。
Baiduはこちら。
世界の検索エンジン-シェアが高い国と特徴-
最後に、世界における検索エンジンシェアを、シェアの高い国と特徴とともに、ご紹介します。
1位:Google
日本においてもシェア1位のGoogleは、世界で91.76%のシェアを有しています。
特に90%以上のシェアを有している国として、ドイツ、イギリス、インド、フランス、イタリア、カナダ、オーストラリア、ブラジル、スペイン、メキシコ、インドネシアが挙げられます。
Googleには、主に次の特徴があります。
- シンプルで使いやすい検索画面
- クエリに対し、ページだけでなく、画像、動画、地図、広告など、多様な情報を表示する
- 独自の検索アルゴリズム(=検索順位を決めるルール)により、ユーザーのニーズに沿った高精度な検索が可能
2位:Bing
世界で2.83%のシェアを有する、Microsoft社の検索エンジンです。
特にアメリカでのシェアが高く、そのパーセンテージは6.3%です。
Bingには、先にご紹介した動画検索結果の特徴のほか、次の特徴があります。
- Microsoft Edgeの標準設定の検索エンジン
- 独自の検索アルゴリズムを使用
- 動画、ショッピングに特化した検索が得意
3位:Yahoo!
アメリカのインターネット企業Yahoo!の検索エンジンで、世界でのシェアは1.46%です。
特にシェアの高い国は日本です。
Googleの検索エンジンを使用しているほか、Yahoo!!は次の特徴を持っています。
- PCの検索エンジンとしてのシェアが高い
- トップページにニュース速報を掲載
- ブログ、ショッピングなど、多岐に渡るサービスを提供
4位:Baidu
中国の百度公司が運営する、世界シェア1.35%の検索エンジンです。
前述の通り、中国当局の検閲の影響でGoogle等が利用できず、中国本土では81.48%のシェアの高さを誇る検索エンジンです。
Baiduには、次の特徴があります。
- 中国最大手の検索エンジン
- 「中国国内のサーバーを利用」「中国語のコンテンツであること」などの条件を満たしたサイトが、検索結果に表示される
- 広告は主に、リスティング・アドネットワーク・インフィード・ブランドリンクの4種類がある
▼広告の種類について詳しくはこちらを参照してください。
5位:Yandex
ロシア最大の検索エンジンであるYandexは、世界で1.09%のシェアを有しています。
ロシア語での検索に対する精度が高いため、ロシア語を主に使うユーザーにとって使いやすい検索エンジンです。
このほか、Yandexには次の特徴もあります。
- 独自のデータ解析技術による検索アルゴリズムを採用
- オンラインストレージ、タクシー配車サービスなど、多岐に渡るサービスを提供
Yandexはこちら。
まとめ
検索エンジンはそれぞれに、使いやすさやプライバシーへの配慮の方法、展開しているサービスや特長が異なります。一方で、シェアの高い検索エンジンは、その高さに比例して利便性や検索精度などが高く、プライバシー保護にも独自の配慮をそれぞれ行っています。
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▼海外SEO対策についてはこちらを参照してください。
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