本記事では「検索エンジンとは何か?」について簡単に解説していきます。
- そもそも検索エンジンとは?
- 最も多く使用されている検索エンジンの種類は?
- どんなアップデートが行われているの?
などと、検索エンジンについて色々と疑問があるかもしれません。
WEBマーケティングやSEO対策を効果的に行っていくには、検索エンジンの理解は必須でしょう。最後まで読んでぜひ参考にしてください。
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検索エンジンとは?
検索エンジンとは簡単に言うと、インターネット上で情報を検索してくれるシステムのことです。
例えば、国内の検索エンジンだとGoogleやYahoo!が有名です。検索キーワードを入力すると、関連性の高いWebサイトを一覧で抽出してくれます。また、インターネット上の情報を巡回するロボットを「クローラー」といいます。
この「クローラー」については、次に詳しくご説明させていただきます。
クローラーの例
クローラーは、インターネット上にあるサイトのリンクを辿って情報収集しています。
簡単な流れは次のとおりです。
- クローラーがAサイトを訪問
- Aサイトの中のBサイトのリンクを発見する
- リンクを辿ってBサイトを訪問
- Bサイトの中のCとDサイトを発見
- それぞれのリンクを辿って、CとDサイトを訪問
このように、リンクを辿ってそれぞれのサイトの情報を収集して検索エンジンに報告します。そして情報収集したデーターをデーターベースに登録(インデックス)されます。
ロボット型検索エンジンとディレクトリ型検索エンジン
検索エンジンは、「ロボット型検索エンジン」と「ディレクトリ型検索エンジン」に大きく分けて2つあります。
- ロボット型検索エンジン
- ディレクトリ型検索エンジン
それぞれの特徴を、解説していきます。
ロボット型検索エンジン
「ロボット型検索エンジン」とは、さきほどご説明したクローラーを使った検索エンジンのことです。
現在ではこちらが主流となっており、ほとんどがこの「ロボット型検索エンジン」が導入されています。クローラーで情報収集してインデックスした後に、アルゴリズムを介してランキング付けされ検索結果に表示されます。
ディレクトリ型検索エンジン
一方で、「ディレクトリ型検索エンジン」とは、手動で情報収集を行う検索エンジンのことです。
以前の国内検索エンジンの中で、ディレクトリ型検索エンジンは、「Yahoo!カテゴリ」が有名でした。(現在はサービス終了)「Yahoo!カテゴリ」では、サイトの登録申請を行うとカテゴリ内にサイト登録され、ユーザーは興味のあるカテゴリに移動できる仕組みとなっていました。
以前はこちらの「ディレクトリ型検索エンジン」が主流でしたが、Webサイトの情報が莫大に増加したため、現在では「ロボット型検索エンジン」がほとんどとなっています。
主な検索エンジンの種類
国内では、GoogleとYahoo!の検索エンジンがほとんどのシェアを占めています。
両方合わせると国内のシェアは90%以上!ちなみに、Yahoo!はGoogleの検索エンジンを取り入れており、2つの検索結果はあまり変わりません。
国内の検索エンジンのシェアは以下のとおりです。
順位 | 検索エンジン | シェア率 |
1位 | 77.06% | |
2位 | Yahoo! | 17.94% |
3位 | bing | 4.57% |
4位 | DuckDuckGo | 0.16% |
5位 | Baidu | 0.15% |
6位 | YANDEX | 0.03% |
▼人気の検索エンジンをもっと知りたい方はこちらもご参照ください。
検索エンジンの使い方とキーワードの疑問
では、次に検索エンジンの使い方と良くあるキーワードの疑問をご紹介します。
■基本的な検索エンジンの使い方■
- 検索窓に調べたいキーワードを入力
- 複数の予測候補が表示されるので選択する
- サイトが一覧で表示されるので、見たいサイトのタイトルをクリックする
■良くあるキーワード入力の疑問■
- キーワードとキーワードの間はスペースを開けなくてもOK
- キーワードは複数入力することができる
- アルファベットの大文字・小文字は区別されない
検索エンジンの穴と進化
今ではロボット型検索エンジンが当たり前のように普及していますが、初期の検索エンジンには不完全な部分が多くありました。
初期検索エンジンの問題点
例えば以下のような点が問題視されていました。
- キーワードが多いだけで上位表示される
- 外部からのリンク(被リンク)数が多いと上位表示される
- コピーコンテンツかどうかの判断が甘い
そのため、以下のようなサイトが増えていったのです。
- コンテンツ内に不自然なほどにキーワードを詰め込む
- 有料などの不正な被リンクの獲得
- コピペコンテンツを量産する
などと、コンテンツの質に関係なくサイトが上位表示されてしまうので、ユーザーにとって価値のないコンテンツを提供してしまう傾向にありました。
この問題を解消していくために、Googleは検索エンジンのアップデートを定期的に行うようになりました。
アップデートの開始
今までに行われた主なアップデートは次のとおりです。
- 2011年 パンダアップデート
⇒コンテンツの質を重要としたアップデート。コピーコンテンツや低品質なサイトは検索順位が下げられた。 - 2012年 ペンギンアップデート
⇒被リンクの質を対象としたアップデート。不正に獲得したリンクはペナルティが与えられるようになった。 - 2013年 ハミングバード
⇒会話型の検索キーワードや意図を理解して検索結果を表示するためのアルゴリズム。
特に、「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」が導入されたときに、多くのサイトが影響を受けました。
そしてアップデートが行われた以降は、以前までは通用していた対策が、逆に順位を下げたり、ペナルティを課せられるようになったのです。
▼これまでのアップデートの詳細はこちらをご参照ください。
まとめ
今回は、「検索エンジンとは何か?」についてご紹介しました。
検索エンジンは、ユーザーにとって利用しやすく価値あるサイトを提供できるサービスにするために、日々アップデートを繰り返しています。検索エンジンのことが少し分かったら、次にGoogleの理念もチェックしておくことをおすすめします。
▼Googleが求めているSEO対策はこちらをご参照ください。
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