日本で検索エンジンいえば「Google」が有名です。
そのため、Googleに沿ったSEO施策を行っている方は多いでしょう。一方で、Google以外の検索エンジンのシェアがどのぐらいあるかはご存じでしょうか?SEO対策を運営しているなら知っておいて損はありません。
本記事では、日本の検索エンジンランキングから、海外の検索エンジンランキングをご紹介します。また、検索エンジンが決まる仕組みも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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日本の検索エンジンランキングTOP10!
では早速、日本での検索エンジンランキングを見て行きましょう。それぞれの特徴も載せていますので、ぜひチェックしてみてください。
TOP1:Google
1位は『Google』。検索をすることを「ググる」と言われているほど、人々に無くてはならないサイトとなっています。
■特徴■
- 1998年、スタンフォード大学に在籍中だった、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が設立
- 世界で人気NO.1の検索エンジン
- 定期的な「アルゴリズムアップデート」を行っており、検索順位を更新
- 世界中の情報を集めて提供しており、ユーザーの利便性を重視
TOP2:Yahoo!
2位は『Yahoo!』。世界でもっとも人気のある「Yahoo! JAPAN」というポータルサイトです。
■特徴■
- 各種ニュースから関連サービスへのリンク・広告などを多数掲載
- 「Yahoo! トラベル」や「Yahoo! ショッピング」など自社サービスのサイトが充実
- 検索エンジンはGoogleと同じものが採用されているので、検索順位はほぼ同じ
OP3:Bing
3位は『Bing』(ビング)。米国マイクロソフト社が運営する検索エンジンです。
■特徴■
- 「利用者の意思を決定する検索エンジン」として、たくさんの情報ではなくユーザーにとって必要度が高い情報をピックアップすることで、他との差別化を図っている
- プラウザは、マイクロソフト社の「Windows 10」
- 「Bingの検索結果」や「Microsoft Edgeスタートページ」に広告の配信が可能
- デスクトップの検索エンジンでは2位
TOP4:DuckDockGo
4位は『DuckDockGo』(ダックダックゴー)。ユーザーのプライバシー保護を重視している検索エンジンです。
■特徴■
- 検索エンジンは、プライバシーを重視している「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」のプラウザを採用
TOP5:Baidu
5位は『Baidu』。中国の百度(バイドゥ)社が運営する検索エンジンです。
■特徴■
- 中国では最大の検索エンジンのシェアを占めている
TOP6:Yandex
6位は『Yandex』(ヤンデックス)。ロシアの検索エンジンです。
■特徴■
- メール・地図検索・翻訳サイト・ゲームアプリなどの検索機能が満載
TOP7:Ecosia
7位は『Ecosia』(エコシア)。ドイツの検索エンジンです。
■特徴■
- 検索をすることで植樹活動に貢献できる仕組み
- 広告収益の80%以上を、植樹活動を行う非営利団体に寄付している
TOP8:CocCoc
8位は『CocCoc』(コックコック)。ベトナムの企業が運営する検索エンジンです。
■特徴■
- ダウンロード機能が優れており、ファイルを分割して高速で処理が可能
TOP9:NAVER
9位は『NAVER』(ネイバー)。ネイバー株式会社が運営する韓国の検索エンジンです。
■特徴■
- 韓国内では最大の検索エンジンのシェアを占めている
- 検索結果の表示がジャンルごとに分かれている
TOP10:その他
10位以下のポータルサイトは、次の表にまとめていますので参考にしてください。
ポータルサイト | 検索エンジン |
goo | Google(辞書検索・映像検索は独自の検索エンジン) |
livedoor | |
Rakuten Infoseek | |
BIGLOBE | |
Excite | Yahoo! |
@nifty | Yahoo! |
MSN | Bing |
表を確認すると、ほとんどのポータルサイトの検索エンジンは、「Google」や「Yahoo!」が占めているのが分かります。
検索エンジンで検索順位が決まる仕組みは?
では、検索順位はどのようにして決まるのでしょうか?
検索エンジンの仕組みは、主に次の3つの要素が検索結果に反映されています。
- クローリング
- インデックス
- コンテンツ評価
では、順番に確認していきましょう。
仕組み1:クローリング
まずは『クローリング』と言って「クローラー(ロボット)」が、ネット上のWebページを巡回して情報を収集します。
Googlは「Googlebot」、Bingは「Bingbot」などと、各クローラーは異なりますが基本的な機能は変わりません。通常は、Webサイトを公開すれば自動的にクローリングが行われますが、時間がかかります。クローリングを促したい場合は、「Googleサーチコンソール」などのツールを活用するといいでしょう。
仕組み2:インデックス
クローリングによって集められた情報は、検索エンジンのデーターベースに格納されます。(インデックス化)
そしてインデックスされることで、検索結果に表示される仕組みとなっています。ですから、逆に言えばインデックスされないと検索結果に表示されません。もし、検索エンジンの規約違反でペナルティを受けている場合は、インデックスされないことがあるので気をつけておきましょう。
▼インデックスに関してはこちらを参照してください。
仕組み3:コンテンツ評価
インデックスされたデーターを基に、検索エンジンがコンテンツの評価をして検索順位が決まります。
■検索順位までの流れ■
- ユーザーがキーワード入力をして検索
- 検索エンジンがキーワードとインデックスの情報を照合
- さまざまなアルゴリズムによってコンテンツが評価される
検索エンジンの検索順位が決まる仕組みは、このような流れになっています。
海外の検索エンジンランキングも見てみよう!
日本では「Google」が圧倒的に多いですが、海外ではどうでしょうか?
最後に、海外の検索エンジンランキングの方もご紹介しますので、合わせてチェックしておきましょう。
アメリカの場合
アメリカの場合は以下のとおりです。「Google」がほとんど占めています。
■検索エンジンシェア率■
88% | |
Bing | 6% |
Yahoo! | 3% |
ヨーロッパの場合
ヨーロッパの場合は以下のとおりです。アメリカ以上に「Google」のシェア率が高くなっています。
■検索エンジンシェア率■
93% | |
Bing | 3%% |
YANDEX RU | 1% |
ロシアの場合
ロシアの場合は以下のとおりです。世界では5位の「YANDEX」が約半数近く占めています。
■検索エンジンシェア率■
55% | |
YANDEX | 42% |
中国の場合
中国の場合は以下のとおりです。「Google」は少なく、世界シェアで4位の「百度(Baidu)」が多く占めています。
■検索エンジンシェア率■
百度(Baidu) | 73% |
捜狗(Sogou) | 17% |
3% |
韓国の場合
韓国の場合は以下のとおりです。以前は「Naver 」が1位でしたが、現在は「Google」のシェアが多く占めています。
■検索エンジンシェア率■
80% | |
Naver | 13% |
Bing | 3% |
まとめ
今回は、日本の検索エンジンランキング・海外の検索エンジンに加えて、検索エンジンが決まる仕組みを解説しました。
日本では「Google」が圧倒的に多いので、基本的にはGoogleの検索エンジンの対策が重要でしょう。しかし、海外ではそうとは限らないので、海外向けのSEO対策が必要です。
▼検索エンジンを詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
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