- コンテンツには自信があるのに、なかなか検索上位に表示されない
- SEO対策ってよくわからない・・・
など、WEBサイトを運営しているとこういった悩みを持つ方は少なくありません。
検索順位を上げるためには、まずGoogleの検索エンジンの仕組みを理解することが不可欠です。
本記事では、検索順位を上げる方法をわかりやすくまとめて解説!
ポイントを押さえて対策することで、上位表示を狙うことができるので、ぜ参考にしてください。
Googleの検索順位はどうやって決まっているのか
Googleはクローラーというロボットを使って、WEBサイトのデーターを収集しています。
収集したデーターを、Googleのアルゴリズムに従って検索順位を決定する仕組みとなっています。
Googleのアルゴリズムの主な要素は以下のとおりです。
- コンテンツの関連性
- コンテンツの質
- ユーザビリティ(ユーザーにとっての利便性)
- 検索キーワードとWebページの関連性
- ユーザーの位置情報や設定
- 検索クエリ(検索に使用したキーワード)
検索キーワードに対してユーザーが求めている情報を提供することが、「価値あるコンテンツ」として評価され、上位表示につながると言えるでしょう。
検索順位が変動するのは4ヶ月以降
検索順位はすぐに反映されるわけではありません。
成果が出るまでの期間について、Googleのスタートガイドでは以下のように示されています。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
ですから、SEO対策を始めてから少なくとも4カ月はかかるということです。ただ反映される時間を知ることができないので、早く反映されるためにも日々のコツコツとしたコンテンツ運営が重要となります。
【SEO対策】検索順位を上げるにはどうすればいい?
Googleのアルゴリズムは複数のデーターで判断を行い、検索順位に影響を与えています。
ここでは、特に重要度が高い9点に絞ってお伝えしようと思います。
仕組みを理解しておくことで、SEO対策のヒントとなるので、チェックしておきましょう。
- ドメインを正規化する
- ドメインを保護する
- 表示速度を改善する
- モバイル対応を行う
- 検索意図に沿ったコンテンツを作成する
- 内部リンクを強化する
- 被リンクを獲得する
- キーワードを正しく選定する
- クローラーの巡回を促す
では、順番に解説していきます。
1.ドメインを正規化する
URLを統一して「ドメインを正規化」にしておきましょう。
同じ内容のページが複数ある場合は、Googleからの評価を受けるためにURLを1つに統合しておきます。
良くあるのが同じページでURLが異なっている例は、
- 「www」の有無
- 「index.html」の有無
- 「URL末尾の『/』」の有無
などが挙げられます。
以下の方法を使用すれば、簡単にドメインを正規化することができます。
- htaccessで301リダイレクトを行う
- cannonicalタグを使用する
ドメインを正規化することで、どれが重要なページなのかをクローラーが判断できます。
2.ドメインを保護する
SSL化(ドメインを保護)を導入して、セキュリティを強化します。
何もしていないサイトは「http://〜」から始まり、SSL認証を受けると「https://」に変わり安全な状態で閲覧できます。
SSL化を導入することで、Webサイトの信頼性が高まり、検索順位にも大きな影響があります。
3.表示速度を改善する
表示速度を最適にすることも、検索順位を上げるのに効果的です。
WEBサイトをクリックして、3秒以上かかる場合は要注意。遅い場合は離脱の原因となりますので、改善するようにしましょう。
4.モバイル対応を行う
モバイルフレンドリーに対応したコンテンツ作成を意識しましょう。
近年では、PCよりもスマホなどのモバイルでの閲覧が主流となっています。そのため、Googleもスマホで見やすいコンテンツ作成を推奨しています。
また、モバイルフレンドリーテストでは、簡単に診断することができるのでおすすめです。
5.検索意図に沿ったコンテンツを作成する
ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツはGoogleに評価されます。
検索意図を知らべる方法は、
- サジェストや関連キーワードを調べる
- 上位表示のサイトを参考にする
- Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトを参考にする
などを参考にしてみましょう。
また、導入文や説明文にキーワードを入れると、コンテンツとの関連性が高いと評価されます。
6.内部リンクを強化する
内部リンクとは、自社のWEBサイト内のページをつなげるリンクのことです。
内部リンクを強化するためには、以下の設定を行っておきましょう。
- 関連するページを相互リンクする
- サイトマップ(xmlファイル)を作成する
内部リンクをきちんと設定することで、クローラーに正確な情報が伝わり検索上位につながります。
7.被リンクを獲得する
被リンクとは、外部サイトから自社サイトに向けて設定されたリンク。
他のサイトからリンクを貼ってもらう事は信頼の証となり、Googleも重要な評価の1つとしています。
ただ、被リンクなら何でもいいわけではなく、高品質で自然な形でリンクされていなければ逆に評価が下がってしまうので、気を付けておきましょう。
8.キーワードを正しく選定する
キーワード選定は、SEO対策の中でも極めて重要な作業となります。
キーワード選定には、以下の点をチェックしておきましょう。
- ユーザーの検索意図を理解する
- 軸となるキーワードを洗い出す
- 検索ボリュームを確認して、ビッグキーワードとスモールキーワードを使い分ける
- ツールを活用する
- 競合調査をする
キーワード選定が正しく設定されていないと、Googleの検索順位に大きく影響が出るので、きちんと行うことが大切です。
9.クローラーの巡回を促す
Googleは、クローラーで収集した情報を元にして、検索結果を抽出します。
どんなに良質なコンテンツを作成しても、クローラーに認識されないと意味がありません。
そのためには、以下の設定をしておくことが重要です。
- XMLサイトマップを作成する
⇒サイト内にあるコンテンツや構造をクローラーに伝えるためのファイル - パンくずリストを設置する
⇒今どのページを見ているかユーザーがわかるようにするための表記 - 構造化マークアップ
⇒Webサイトのテキスト情報をマークアップする(HTMLタグ付け)
これらを設定しておくことで、クローラーがサイト内を正しく巡回しやすくなりSEO効果が高まります。
検索順位が上がったかどうかを確かめるには?
自社のWEBサイトの現在の検索順位を確認する場合は、ツールの活用が便利です。
最後におすすめのツールを3つご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
1.Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleが提供している無料ツール。
検索順位だけではなく、さまざまな調査や分析に活用できます。
- 訪問者の検索キーワードの調査
- URL検査
- 内部・外部リンクのチェック
サイト状況を分析して可視化してくれるのでとても便利です。
Googleサーチコンソールはこちら。
2.ohotuku.jp
出典:ohotuku.jp
ohotuku.jpも無料で使えるツールです。
チェックしたいキーワードを同時に3つまで調べることができます。
- キーワード出現率チェック
- キーワード選定ツール
- リダイレクトチェック
SEO対策に役立つチェックツールが、たくさんあるのでおすすめです。
ohotuku.jpはこちら。
【有料】3.Rank Tracker
出典:Rank Tracker
Rank Trackerは、有料ですが世界的に人気の高い検索順位のチェックツール。
有料というだけあって、便利な機能が多数備わっています。
- 競合サイトの順位チェック機能
- 自サイトの順位チェック機能
- 順位チェックのスケジュール予約機能
- SEOキーワードのグループ管理機能
- ドメインの強度確認機能
また料金プランは3つから選べることができ、無料バージョンもありますので、まずは試してみるのもいいでしょう。
Rank Trackerはこちら。
まとめ
今回は、検索順位を上げるための施策をまとめてご紹介しました。
検索順位はすぐに反映されないので、長期的にコツコツとした対策をすることが大切です。コンテンツの質はもちろんですが、Googleのアルゴリズムを理解しながらSEO対策を行っていきましょう。